こんにちは、39歳・二児の父、めがねパパです。
窓は家づくりで“なんとなく”決めがち。
でも実は、断熱・気密・耐震すべてに影響する超重要ポイントです。
「見た目がよければOK」「明るければそれでいい」と思っていた私も、実際に打ち合わせを進める中で、その甘さに気づかされました。
この記事では、注文住宅における窓の「種類・大きさ・配置」が住宅性能にどう関わるのか、準防火地域での注意点や家族の動線も踏まえた我が家の選択と考え方を、実体験ベースで解説します。
✅この記事を読むとわかること
- 窓の種類ごとの性能差(断熱・気密・防犯・通風)
- 採光と間取りの関係、暮らしやすさとのバランス
- 準防火地域での制限と対策
- 我が家が窓選びで大事にした優先順位
窓は「断熱・気密・耐震」に影響する
設計士に言われてハッとしたのがこの一言です。
「窓は壁に開けた“穴”です。穴が多いほど性能が落ちます」
特に気密性に関しては、引き違い窓は構造上どうしても隙間が生じやすく、冷暖房効率を下げてしまうこともあります。
また、耐震性においても、窓を増やす=耐力壁が減ることになるため、構造上の制約が出てくるのも事実です。
【図解】窓の種類と住宅性能の関係(比較早見表)
窓の種類 | 開閉方式 | 断熱性 | 気密性 | 通風性 | 防犯性 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
引き違い窓 | 横スライド | △ | △ | ◎ | △ | 掃き出し 利便性◎ |
縦すべり出し窓 | 外開き | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 通風 性能バランス良好 |
横すべり出し窓 | 下開き | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 寝室 子供部屋向き |
FIX窓 | 開閉なし | ◎◎ | ◎◎ | × | ◎ | 採光用 高所向き |
上げ下げ窓 | 縦スライド | △ | △ | △ | △ | デザイン重視に |
我が家の窓プラン、こう決めました
以下のように、暮らしやすさと性能のバランスを意識した窓選びをしました。
- リビング:引き違いの掃き出し窓+吹き抜けにFIX窓
- 和室 :掃き出し窓で縁側に直結(憧れ+動線)
- 子ども部屋・寝室・書斎:横すべり出し窓で通風&防犯◎
- 洗面所 :高所FIX窓で自然光+プライバシー確保
- 玄関 :FIX窓+地窓で採光と視線カット
※我が家は準防火地域のため、場所によって網入りガラス必須。選べる窓に制限あり。
🏡 あなたは、どの部屋で「自然光」と「風通し」を重視しますか?
例えば、子ども部屋はどれくらい風が通ると快適でしょうか?
寝室で「静かさ」や「冷暖房効率」を取るか、「風通し」を取るか――。
窓選びは、“自分たちの暮らし”を見つめ直す絶好のチャンスです。
性能と暮らしやすさ、どちらを取る?
私たちも迷いました。性能を追求すれば、引き違い窓は避けるべき。
でも、掃き出し窓から庭に出る楽しさ、縁側から子どもが靴のまま入ってくる気軽さ――
こうした“暮らしの風景”を優先した結果が今の選択です。
まとめ|窓選びで家の性能と暮らしはこう変わる!
- 窓は断熱・気密・耐震性能すべてに影響
- 種類・大きさ・配置で家の快適さが決まる
- 横すべり出し窓は性能バランスが高く、子ども部屋・寝室・書斎におすすめ
- FIX窓は断熱性に優れ、吹き抜けや洗面所に最適
- 準防火地域では窓の仕様に制限が出るため、早期確認が必須
💡住宅性能と補助金ついてご興味のある方は下記記事もご参照ください👇
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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