こんにちは、39歳・二児の父、「めがねパパ」です。
注文住宅を建てると決めてから、最初にぶつかったのが「土地選び」でした。家を建てる場所、つまり“どこに暮らすか”というのは、間取り以上に家族の生活を左右する大きな要素です。
私たちが今住んでいるエリアは非常に便利で住み心地も良いのですが、その分土地の価格が高く、同じエリアに家を建てるのは現実的ではありませんでした。そのため、エリアを変えることが土地探しの大前提になりました。
今回は、そんな背景もふまえて、私たちが土地を探すうえで重視した10のポイントについてまとめてみました。まずは結論として、以下の10点を重視しました:
- 小学校まで徒歩5分以内、踏切や大通りを通らないこと
- 子どもが習い事・学童に一人で通いやすい立地
- 駅から徒歩5〜10分以内であること
- スーパーと小児科が近くにある
- 外食やお店がある程度近くにある
- 公園や自然に気軽にアクセスできる環境
- 道幅が広く、安全に歩ける
- 自分(自転車通勤)と妻(都内勤務)の通勤に無理がない
- 市の財政が安定している
- 災害に強いエリアかどうか
これから家づくりを考える方や、土地探しに迷っている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
小学校まで徒歩5分・踏切なし・大通りなし
何よりも優先したのが、小学校までの通学路の安全性です。
- 徒歩5分圏内で通える距離
- 大きな交差点や信号が少ない
- 踏切を渡らないルートがある
この条件は譲れませんでした。
ちょうど下の子が小学校に入学するタイミングだったこともあり、「自分で歩いて通う」ことを想定したときに、危険の少ない道が確保できるかが最重要ポイントでした。
共働きのため登下校を毎日見守ることは難しく、「安心して送り出せる道」が私たちにとって本当に大切な条件でした。
習い事・学童へのアクセス
現在、上の子は徒歩で学童と習い事に通っています。しかし、今のエリアには住めないため、今後は電車で通わせることになります。
そのため、駅へのアクセスや電車の利便性は土地選びの大きな条件でした。
子ども一人で電車に乗ること自体に多少の不安はありますが、駅が近く、乗り換えのないシンプルな路線であれば、十分に現実的だと考えました。
駅から徒歩5〜10分以内であること
利便性は、やはり大事です。
通勤や通学、買い物や急な用事に対応するには、駅から徒歩10分以内という距離感がちょうどいいと考えました。5分圏内だと物件価格もぐっと上がりますが、10分以内であれば選択肢も広がります。
私自身は自転車通勤ですが、雨の日や緊急時には電車が必要になりますし、妻は都内勤務なので駅からの距離は最優先ポイントのひとつでした。車は持っていませんし、買う予定もありません。そのため、駅までの徒歩距離には特にこだわりました。
スーパー・小児科が近い
家から徒歩や自転車で行ける範囲にスーパーと小児科があるかどうかもチェックしました。
子どもが小さいうちは、急な発熱やケガなどで病院に駆け込むこともありますし、日常の買い物も頻繁です。
近くにスーパーが2つ以上あり、かつ小児科が徒歩圏にある場所に絞ることで、「暮らしやすさ」がぐんと上がる実感がありました。
外食やちょっとした買い物ができる場所も大事
生活感ばかりを重視してしまうと、意外と忘れがちなのが外食やカフェなどの選択肢です。
子どもと一緒に週末に外食したり、妻と平日にちょっとカフェに寄ったり…そういう日常の小さな楽しみも、家の近くに選択肢があるかどうかで変わってきます。
「少し歩けばファミレスやパン屋、100円ショップなどがある」くらいのバランスが、私たちにとってはちょうど良いと感じました。
公園や自然にアクセスできること
最後の決め手は、気軽に自然を感じられる場所があるかでした。
小さな子どもを育てていると、休日や放課後に「ちょっと外で遊ぶ場所」があるかどうかは大事です。広すぎず、近すぎず、親も安心して過ごせる公園があることが、住み心地を大きく左右すると感じました。
道幅が広く、安全に歩けるエリアか
土地を見に行ったときは、必ず周辺の道を実際に歩くようにしていました。
- 歩道が整備されているか
- ベビーカーや自転車とすれ違える幅があるか
- 夜でも明るくて見通しが良いか
こうした道の印象は、地図や航空写真だけではわかりません。住んでから「思ったより車が多い」と後悔しないためにも、実地で歩くことをおすすめします。
自分(自転車通勤)と妻(都内勤務)の職場から無理のない距離
私は自転車通勤ですが、天候や緊急時を考えると駅の近さは必要。
妻は都内に通っているので、1時間以上かかるような場所は避けたいところでした。
電車1本でアクセスできる路線沿線、混みすぎない通勤経路など、生活の負担を減らす視点も大事だと感じました。
市の財政が安定していて、子育て支援が手厚いか
これは地味に大事なポイントです。
市町村によって、子育て支援の制度や教育予算にかなりの差があります。
- 保育・学童の受け入れ体制
- 小中学校の設備・学習環境
- 医療費助成や子育て関連補助金
また、自治体の財政が安定していれば、インフラ整備や防災体制にも安心感があります。
地価が高すぎないエリアで、なおかつ子育て支援が手厚い自治体を優先的に調べました。
ハザードマップで災害リスクをチェック
災害に強いエリアかどうかも、必ずチェックしました。
- 洪水・浸水の危険性(河川の近さ)
- 地震の際の液状化の可能性
- 避難所の距離やアクセス
ハザードマップは市役所や国土交通省のWebサイトから確認できます。新しい土地を検討するたびに、その地域の災害リスクを確認するようにしました。
まとめ|土地選びは暮らし選び
土地選びは、単に“場所を決める”というより、「どんな暮らしをしたいか」を明確にする作業でした。
今回ご紹介したようなポイントをもとに、一つひとつ納得しながら選んだおかげで、「ここに決めてよかった」と心から思えています。
土地選びに正解はありません。でも、家族の安心と未来にしっかり目を向けることが、結果的に後悔のない選択につながるのではないかと思います。
これから土地探しを始める方のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
めがねパパでした。
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