“注文住宅=贅沢”って誰が決めた?実はコスパ最強です

家づくり

こんにちは、39歳・二児の父、めがねパパです。
「注文住宅って高いんでしょ?」
これは、家づくりを始めたときに周囲からよく言われた言葉です。

でも実際に比較検討してみて、そして今、注文住宅を建てることに決めた私がはっきり言えるのは――
「コスパで見ても注文住宅が最強」だということ。

今日はその理由を、建売・セミオーダーと比較しながら、リアルな目線でお届けします!


【はじめに】家づくりの選択肢は3つある

住宅を購入するとき、ざっくり分けて以下の3つの方法があります。

住宅タイプ特徴自由度一般的な価格帯
建売住宅土地+建物がセット
完成済み
低い安い(エリア次第)
セミオーダー住宅間取りや設備をある程度
カスタマイズ可
中くらい中程度
注文住宅間取りから素材まで
完全自由設計
高い高め だが調整可

【1】建売住宅の「落とし穴」とは?

建売住宅は、確かに価格が分かりやすく、すぐ住めるというメリットがあります。
でも実際に見に行ったとき、こんな疑問が浮かびました。

  • 収納が足りない…
  • 水回りの動線がいまいち…
  • 子ども部屋が暗い…
  • そもそも外観が全部同じ…

そして何より気になったのは、「この家に30年住む自分がイメージできない」ということでした。

さらに、あとから追加工事(収納棚、外構、オプション)を頼むと結局高くなることも。
見た目は安くても、住んでからの後悔が多そうだと直感的に感じました。


【2】セミオーダー住宅は“いいとこ取り”…かと思いきや

正直、最初は「セミオーダー住宅」なんて存在すら知りませんでした
建売と注文住宅しか選択肢がないと思っていたんです。

でも、知ったときは「これはいいとこ取りだ!」とテンションが上がりました。
ある程度カスタマイズできて、価格も抑えられるなら、ベストな選択に思えたんです。

…が、検討を進めるうちに、その印象は大きく変わりました。

● 全部がオプション扱いで、しかも高い!

セミオーダーでは、ちょっとした変更もいちいちオプション扱い
しかもそのオプションが高い。

たとえば「吹き抜け」をつけたかったのですが、注文住宅だと約5万円でできるのに、セミオーダーでは約15万円とのこと。
この差、なかなか大きいですよね。

やりたいことを詰め込もうとすればするほど、どんどん費用が積み重なっていき、最終的には注文住宅よりも高くなる可能性もあると知りました。

● 制限だらけで「中途半端な注文住宅」感

自由に見えて、実際には選べる設備や間取りの幅は狭く、「やりたいことが全部できるわけじゃない」。
私たちには制限のある注文住宅のように感じられ、一番中途半端に思えてしまいました。


【3】性能・コスト両面で見ても、注文住宅が優秀だった

家づくりで見逃せないのが住宅の性能面です。

我が家は子育て世代ということもあり、

  • 高気密・高断熱
  • 耐震等級3
  • 長期優良住宅

といった基本性能はしっかり押さえたかったんです。

でも驚いたのは、こうした性能を希望通りに叶えながら、価格も抑えられるのが注文住宅だったということ。

セミオーダーでは、性能アップもオプション扱いが多く、価格も割高になりがち。
建売と比べても、性能と間取りの自由度を考えたら、注文住宅のコスパはかなり高いと実感しました。


【4】「後悔しない家」にしたい――その思いが注文住宅へ導いた

そして最終的に、注文住宅を選んだ最大の理由。
それは「後悔したくない」という想いでした。

我が家は夫婦ともに、建売住宅を見て感じたのが、
「この家に住んだあと、きっといろんな後悔が出てくる」という予感でした。

  • 収納が足りなかった…
  • コンセントの位置が不便だった…
  • もっと広いリビングにすればよかった…

そんな後悔を抱えながら何十年も過ごすのは避けたい。
だからこそ、自分たちの“こうしたい”を全部盛り込める家にしたい

注文住宅は決して「高級な選択」ではなく、
「納得して住める家にするための最も合理的な方法」だったのです。


【まとめ】注文住宅は“お金持ちだけのもの”ではない!

「注文住宅=お金持ちが買うもの」と思われがちですが、
工夫次第で、セミオーダーや建売と同じ、あるいはそれ以下の価格で建てることも可能です。

実際、我が家は土地を自分たちで探し、ローコスト工務店と直接やり取りすることで、建物本体価格は建売住宅とほぼ同レベルに抑えられました。

さらに、補助金や住宅ローン控除を活用すれば、実質の支払額もコントロール可能。
「限られた予算で、最大限満足できる家」を目指すなら、注文住宅はむしろ最適解と感じています。


【比較表】タイプ別 コスパ&満足度の違い

比較項目初期費用自由度ランニング
コスト
性能の選択肢満足度
建売住宅○(安め)×△〜○
セミオーダー△〜○
注文住宅△〜○
(工夫次第)

【最後に】「暮らしにフィットする家」が一番のコスパ

家は、家族の拠点であり、子どもたちの思い出が育まれる場所。
その場所にこそ、“自分たちにフィットした家”を選びたい。

コスパで見ても、暮らしの満足度で見ても、注文住宅は一度真剣に検討する価値ありだと、私は心から思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
めがねパパでした。


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