こんにちは、39歳・二児の父、めがねパパです。
注文住宅を建てよう!と決意したのは半年前。
でも、いざ「いくらの家を買えるのか?」を真剣に考えたとき、正直、自信がありませんでした。
年収とか、貯金とか、ローンのシミュレーションとか……
家づくりはお金の話がついてまわります。
今回は、「家を買うために、まず家計をどう見直したか?」という、我が家の体験談をお届けします。
これから家を買おうとしている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。

まず「家計の棚卸し」からスタート
住宅購入って、人生で一番高い買い物だと言われますよね。
だからこそ、最初にやったのは「家計の棚卸し」でした。
具体的には、以下のようなことをやりました。
- 毎月の収入と支出を全部書き出す
- 固定費と変動費に分ける
- クレジットカードの明細、過去3ヶ月分を見返す
- 自動引き落としの内容をすべてチェック
ここで特に意識したのは、「当たり前のように払い続けているお金に、本当に価値があるのか?」という視点です。
実際にやった家計の見直しポイント
書き出してみて驚いたのが、“ちりつも支出”の多さです。
実際に我が家で改善したのは以下の3つ。
●サブスクの整理
気づけば月額課金が8つ以上。中には半年以上使ってないサービスも…。
NETFLIX、Disney+、コーヒー豆のサブスク、子供の写真のサブスク、などなど。
思い切って半分以上を解約し、年間2〜3万円は浮きました。
●「衝動買い」や「ついで買い」をやめる
コンビニやネット通販で「これもついでに買っとこ」が積み重なっていたので、
買い物前にリスト化&週1まとめ買いに変更。ムダが激減。
●家計用クレジットカードの一本化
家族の支出を把握するため、家計専用のクレカを1枚に集約。
履歴がひと目でわかるので、支出管理がかなりラクになりました。
代表的な「家計見直し」ポイントも紹介
ここでは、私たちがFP相談時にも教えてもらった、家計見直しの代表的なポイントをいくつかご紹介します。
- 通信費の見直し:格安SIMへの乗り換えで年間数万円節約可能
- 保険の見直し:不要な特約・二重加入がないか確認
- 光熱費の見直し:プラン変更や省エネ家電への切り替え
- 自動車関連費の見直し:駐車場・保険・車検の見直し
- 教育費の準備方法の見直し:積立・学資保険・つみたてNISAの活用
家計見直しは「一度やったら終わり」ではなく、定期的に振り返ることが大切です。
暮らし方や子どもの成長に合わせて、家計もアップデートしていきたいですね。
自己流では限界がある…プロに頼ってよかった
家計簿アプリやExcelでも整理はできるんですが、
「本当にこれでいいのか?」という不安は拭えず。
妻とも相談して、思い切ってプロのファイナンシャルプランナー(FP)に相談することにしました。
ちなみに、不動産会社を通じて紹介されるFP相談もありますが、私はあえて第三者の有料相談を選びました。
理由はシンプルで、営業的なバイアスがかからない、本音のアドバイスがほしかったからです。
有料FP相談は、絶対におすすめしたい
FP探しには、日本FP協会の「くらしとお金のFP相談」というサイトを使いました。
このサイトでは、得意な分野(不動産・保険・資産運用など)を選んで検索できるので、自分たちに合った方と出会えるのがありがたいです。
我が家は「不動産に強い方」で検索し、相談。これが本当に大正解でした。
しかも、相談は一度きりでは終わりません。
相談後もメールでフォローしてもらえたり、必要に応じて宅建士の方を紹介してもらえたりと、継続的なサポートがあるのも大きな安心材料です。
「有料=ハードル高そう」と感じている方もいるかもしれませんが、
住宅購入という大きな買い物を後悔なく進めるためには、間違いなく“必要な投資”だと、私は思います。
相談して見えた「我が家にとっての安心ライン」
FPの方とじっくり話す中で見えてきたのは、「我が家にとってちょうどいい安心ライン」でした。
たとえば、
- 子どもの教育資金はどのくらい準備しておくべきか
- 老後資金はいつからどのくらい積み立てるべきか
- 住宅ローンは「金額」だけでなく「期間」や「金利タイプ」も含めてどう組むか
こういったことを、私たち家族のライフスタイルや価値観に合わせてアドバイスしてもらえたのが、とても心強かったです。
知識ゼロで行くのはもったいない
ただ、反省点もあります。
実は最初の相談のとき、「用語がわからずポカンとしてしまった」場面がけっこうあって…。
せっかくプロに聞いているのに、自分がある程度の知識を持っていないと、うまく吸収できないんですよね。
これから相談される方には、ぜひ以下のような準備をおすすめします:
- FP関係の本を1冊読む(初心者向けでOK)
- YouTubeで住宅ローン・家計見直しの解説動画を見る
- 「FP3級」や「簿記3級」のテキストをざっと見る
私は今、育児と仕事の合間に「FP3級」を少しずつ勉強中です。
これからのライフステージ(子どもの進学、老後など)でも、知識はきっと役立つはず。
子どもにも「お金の教育」をしていきたい
家計を見直して感じたことのひとつが、「お金の話はもっとオープンでいい」ということでした。
これからの時代、子どもたちにも“お金の使い方・考え方”をしっかり伝えていく必要があると実感しています。
たとえば:
- おこづかいの中で計画的に使う・貯める経験
- 欲しいものを買うために目標を立てる習慣
- 日常の中で「これは必要?欲しいだけ?」と考える力
大げさに教え込むのではなく、日々の生活の中で自然に伝えていく。
私たち親も一緒に学びながら、「お金とのいい付き合い方」を家族みんなで育んでいきたいです。
まとめ:家を買うなら、お金の“見える化”から
- 家を買う前に家計の棚卸しをしてよかった
- サブスク解約、衝動買いの見直し、クレカの一本化で支出が明確に
- 通信費や保険など、代表的な固定費も定期的に見直す
- FPへの第三者相談で、客観的なアドバイスがもらえた
- 有料FP相談は、相談後のフォロー体制も安心
- 知識をつけておくことで相談の質がアップする
- 子どもにも、お金の教育を少しずつ伝えていきたい
- 将来に備えて、FP3級・簿記3級にも挑戦中
家計と向き合うのは少し勇気がいりますが、始めてみると意外と前向きになれるものです。
小さな一歩が、大きな安心につながります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
めがねパパでした。
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