こんにちは、39歳・二児の父、めがねパパです。
住宅を購入するにあたって、想像以上に悩んだのが「学区」の問題でした。
土地を選ぶ段階から、子どもたちの通う小学校や保育園のことを真剣に考える日々。
今回は、我が家の実体験をもとに「学区変更で気をつけたこと」「子どもとの向き合い方」「今後の備え」についてまとめてみました。
これから住宅を購入する方、特にお子さんのいるご家庭にとって、少しでも参考になればうれしいです。
我が家の家族構成と状況
我が家は、8歳(小学校3年生)の長男と、5歳(保育園年長)の次男がいる4人家族です。
今回、住宅購入に伴い引っ越しをすることになりました。すると当然のように、上の子は転校、下の子は小学校入学と同時にまったく新しい環境でのスタートとなります。
上の子も下の子も、少しナイーブな性格。慣れた環境から離れることに対して不安が強いタイプです。そのため、今回の学区変更にあたっては、とにかく「子どもの気持ち」を最優先に進めていく必要がありました。
学区変更を考えるときに知っておきたいこと
まず、基本として押さえておきたいのが、学区は市区町村ごとに決められているという点です。
学校の所在地や住民票の住所によって、原則として通学する小学校・中学校が決まります。つまり、「家を建てたい場所=通える学校が変わる可能性が高い」ということです。
そして、越境通学は原則不可。特別な理由がない限り、学区をまたいで通うことはできません。だからこそ、住宅の場所を決める=子どもの学校もセットで決まるという視点がとても大切だと痛感しました。
子どもの不安と向き合うためにやったこと
特に上の子に関しては、転校という響きだけでも「友だちと別れる」「知らない人ばかり」「勉強が遅れたらどうしよう」など、たくさんの不安があるようでした。
なので、私たち親がやったのは、とにかく丁寧な説明と寄り添いです。
- 転校になる可能性を、できるだけ早めに説明
- 転校先の学校について、写真やサイトで一緒に調べる
- 実際に学校を見学に行ってみる
- 「転校するかどうか」ではなく「どう感じているか」を聞く
子どもが話してくれた不安や疑問は、どんなに小さくても受け止めるように心がけました。
そして、「友だちと離れるのは悲しいけど、新しい友だちもできるかもね」といった前向きなイメージづくりも意識しました。
“変わらない安心感”を残す工夫
すべてがガラッと変わってしまうと、子どもにとっては負担が大きくなります。だからこそ、「変わらない場所」や「変わらない人間関係」を少しでも残す工夫をしました。
習い事は今の場所で継続
送迎が大変になるのは正直覚悟しましたが、子どもにとって大事な居場所だと考え、習い事は変えずに続けることに。
学童も可能な限り継続
上の子は持病があり、今の学童の先生がとてもよく理解してくれています。その安心感は何にも代えがたいもの。役所と相談し、できる限り通い続けられるよう調整中です。
ワクワク要素を一緒に考える
転校=ネガティブなこと、という印象をできるだけ減らすために、子どもたちと「引っ越しで楽しみなこと」も一緒に考えました。
- 新しい家に二段ベッドを置く(兄弟で寝るのが楽しみ)
- 屋根裏部屋(実際は物置ですが)を「秘密基地」にする計画
- 引っ越し後に家族で探検に出かける
など、「変化=楽しみ」になるようなテーマをたくさん話しました。
特に次男にとっては、小学校が最初のスタートなので、「お兄ちゃんと同じように頑張る!」という意識も出てきています。
反省と学び:もっと早く調べておけばよかった
振り返ってみると、土地探しと学区の調査を同時に進めるべきだったと反省しています。
最初は「この辺りがいいな」という感覚だけで動いていたのですが、候補エリアによっては通える学校が大きく変わるため、「この土地に決めたら転校確定」という状況もありました。
また、学区の変更にともなって手続きや準備することも意外と多く、精神的にも体力的にもハードです。
さらに思うのは、そもそも結婚して初めて住むエリアを選んだ時点で、もっと先の暮らし(家を買うかどうか、子どもの学区をどうするか)を考えておくべきだったということ。でもそのときは、結婚・仕事・家賃・通勤のことだけで精一杯で、正直そこまで気が回りませんでした。
でもそれが現実だと思います。だからこそ、後から軌道修正できるように、家族で何を大切にしたいかを都度話し合うのが大事なんだと実感しています。
これから家を買う方へのメッセージ
学区のことを考えると、「そもそも今住んでいるエリアに家を建てるのが一番安心」と思う方もいるかもしれません。でも、ライフプランや住宅価格の都合でそうできない場合もありますよね。
だからこそ、「子どもの気持ちにしっかり寄り添いながら、大人ができる準備をする」ことが大切だと思います。
子どもって、思ったよりずっと柔軟で、そして敏感です。親のちょっとした言葉や雰囲気にも反応します。だからこそ、安心感と、前向きな気持ちをどう伝えるかを意識して動くことが大切だと感じました。
そしてやはり、家を買う・住むエリアを決めるというのは、もっと早い段階から考えておいて損はないと思います。家族の将来や子どもの成長を見据えながら、「今の暮らし」と「これからの暮らし」の両方を考えていく。それが、後悔しない住宅選びへの一歩なのかなと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。めがねパパでした。
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